ネオジム磁石
製品情報現在、世界で最も強力な磁石です。わずか数cmの大きさで、10kg以上の吸着力!アイデア製品、新製品開発に最適です。
サマコバ磁石
製品情報温度特性に優れているため温度安定性が要求される用途に適しています。防錆のための表面処理は不要です。
フェライト磁石
製品情報酸化鉄を主原料にしているため、低コストが重視される用途に向いています。錆の心配はありません。
表面磁束密度
吸着力計算ご希望の磁石の表面磁束密度、吸着力、限界使用温度などを計算いたします。径方向着磁にも対応いたしました。
磁石・磁気の
用語辞典磁石・磁気に関する用語解説集。専門書にも負けない豊富な内容で、初心者からプロまで幅広くご利用いただけます。
磁石の歴史
大昔の磁石、磁気科学の歴史、強力な磁石が出現した背景など多くの図表を使って解説しています。
リメンバーNeoMag通信 【電池の基礎シリーズ(7)】
2013年4月配信
(5) ナトリウム硫黄電池(NAS電池)
<原理と構造>
ナトリウム硫黄電池(NAS電池:日本ガイシの登録商標)は、ナトリウムを負極、硫黄を正極の活物質に使う二次電池です。1960年代に米国の自動車会社から、その原理が発表されたことが開発の始まりです。欧米や日本で自動車用あるいは負荷平準化用の蓄電池として幾つもの開発プロジェクトが立ち上がりました。製品化された現状では、大型で、高温で運転する必要があることから、据置き用の大電力貯蔵用電池として利用されています。イオン伝導性の特殊なセラミックスを固体電解質として使うことも大きな特徴です。
NAS電池は、電池全体を高温(300℃程度)にして、正負両極の活物質が溶融している状態で運転します。両極の間は、ベータアルミナというナトリウム伝導性のセラミックスで隔てられています。ベータアルミナは多結晶焼結体で、個々の結晶構造の中にナトリウムイオン伝導層を持っています。この伝導層は、ナトリウム原子も電子も通しませんが、ナトリウムイオンは自由に移動することができます。NAS電池は、次の反応で約2Vの電圧が得られます。
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